散財日記

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ケーブルの有無で大炎上。イヤホンの有線と無線について考える

最近、Twitterでイヤホンの有線派と無線派の論争を見かける機会が多い気がします。
上の原因自体はあるブロガーのツイートが原因らしいですが今回はそのような事にはノータッチで行きます。


こういう事で炎上するのが日本らしいとも言えますね。
記事のネタにもなりそうだったので、自分なりに勝手にまとめてみました。

※有線イヤホンはペアリングしなおす必要が無いのがいい

まず、有線の圧倒的なメリットって面倒なセットアップが必要ないことだと思います。
マルチペアリング機能のあるイヤホンも多いですが、家で使うためにそこまでの出費をする気にはならないです…。あくまで私の話ですけどね(笑)

有線の方がなくしづらい?…そんなことはないでしょ

有線の方がなくしづらいという意見はよく耳にします。個人的にはあまり賛同はできませんが…。
僕自身何度も有線イヤホンをなくしていますし、物をよくをなくす人って物のせいではなくその人の管理能力が足りないからだと思います。

同価格帯で比べれば有線イヤホンの方が音質は良い

構造的に見ても音質面では有線イヤホンに分があると思われます。無線である以上、ワイヤレスイヤホンは必ず音源を圧縮する作業を挟みます。そのままダイレクトに音が伝わるわけではありません。
この圧縮率に関わるのが「コーデック」なのでワイヤレスイヤホンではこのコーデックがとても大切になってきます。

言うまでもありませんがコードのうっとおしさは有線にはお決まりのストレス要素です

このご時世ですからみんなマスクしてますよね。イヤホンとマスクが絡まるとイラっとしませんか?音質もそこまで気にしないので私は外使いはワイヤレスに決めています。


そもそもイヤホンジャックという物自体が減少傾向にあります。iphoneipadなんかはとうの昔に廃止されてしまっています。iphoneの普及率が高い日本ではそのような背景がワイヤレスイヤホンの普及を加速させているのかもしれません。そもそもどれくらい普及してるかはよく知りませんが(笑)

では。無線タイプのイヤホンはどうなのでしょうか?

ここからはワイヤレスイヤホンのメリットデメリットについて考えてみましょう。

取り出してから使うまで滅茶苦茶早い

一方、ペアリングさえ完了していれば爆速で使うことができるのがワイヤレスの強みです。イヤホンを取り出してからケーブルの絡みをほどいてジャックに挿入なんて手間すら要りません。

むしろそのためのワイヤレスだからな!!

最近の無線接続は優秀です

ひと昔前は散々貧弱と言われていたbluetooth接続。しかし、そんな時代はとっくに終わっています。10mくらい離れていても全く問題ありません。

もちろん、無線にも切っても切り離せない問題があります。
音質、バッテリー、遅延など有線に比べてイヤホンのスペックそのもので勝ることはそもそも難しいのですがその中でも音質と接続の安定性には少し不満があります。

最近、「ウォークマンハイレゾ有線」という組みあわせをあまり見なくなった気がします。スマホさえあればなんでもできるこの時代。音楽プレーヤーを外に持ちだして使うという人は少なくなってきていると思います。これから段々とスマホにワイヤレスイヤホンの組み合わせという時代に変わっていくと思います。
そして最近では音楽のサブスクサービスも普及してきているので音源を一つ一つ購入して持ち運ぶという文化も減ってきていると思います。
基本的にサブスクリプションの音源は256~320kbps上限の物が多いです。AppleMusicやAmazonUnlimited HD、DeezerHiFiなど高音質な音源を提供するサービスもありますが、全体的にまだまだ普及しきっていないイメージ。音源データの容量も増えるので外で扱うのには向きません。
少なくともサブスクで音楽を聴く人にとっては無理して高級な有線イヤホンを買ってもあまり恩恵はないように思えます。そもそもの音源が微妙ではどんなイヤホンを使っていてもあまり意味がありませんから。

個人的に一番許せないのはこれです。「音ズレ、音飛び」これだけはどうにかしてほしい。特に朝の満員電車などの人混みの中では聞けたものではありません。
誰かの機器に干渉してぷつぷつといったノイズが耳にと瓶こんでくるのは非常に深いです。
また、物によっては左右で動機が取れずに音ズレしてしまう場合もあります。最近は殆どこのようなトラブルは起きなくなってきましたが、製品によってパフォーマンスにばらつきがありすぎるのも問題だと思います。
バッテリー問題然り、合わない人には合わないものなんだと割り切った方がいいと思います。
自分は家では有線、外では無線の使い分けをしているので割とイヤホンに関してはストレスフリーです。

最近外使いで重宝しているSoundbeats Sonicというワイヤレスイヤホン

低価格帯で良いものを探すのは難しいのが現状ですが、しっかりとレビューやスペックなどの確認を怠らなければ外れ製品を引くことも少なくなったと思います。
ちなみに私が最近使っているSoundbeat社のSonicというイヤホンはとてもコスパが良いイヤホンです。イヤホン本体だけで15時間連続駆動(らしい)なので、多少充電を怠っても問題ありません。中音域の抜けが悪いですが、音質も5000円程度で買えるイヤホンとしてはとても優秀だと思います。

今回は有線イヤホンと無線イヤホンの違いについて考えてみました。
結論としては結局無線にシフトするように世の中が動いているんだったらそれに合わせるのがいいんじゃないの?といった感じです。まぁいつかはワイヤレスの時代が来ると思っていますし。私自身はワイヤレスにはポジティブなイメージを持っています。

興味があればこちらも是非。

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ゲーミングPCに高級なOCメモリは必要なのか?買ってみた

2021年年末あたりにDDR5メモリが登場して早半年。DDR4の時にも同じようなことが言えたと思いますが、やはり新規格の普及という物はなかなか容易ではなさそうです。
そもそもの値段が高い事や実際に実機でDDR5をテストした人たちもその恩恵をあまり感じられないという意見が多いこともあってか、現状DDR5メモリは必要ないという意見が支配的に見えます。

そんな中、DDR5のOCメモリ(48000円)を購入したので今回はそのレビューをしていきたいと思います。

今回私が購入したOCメモリ(FURY Beast 6000MHz 16GB×2)

ここまで高額なメモリでもパッケージのデザインがあまり変わらなかったのはちょっと残念。


本当は4枚メモリを搭載したかったのですが、現状32GB4枚組のモジュールの販売は殆どなく8GB/1枚で32GBを搭載することは難しい状況。
流石に今の私も64GBまでは使うことはないので2枚組のモジュールを買う流れになりました。

これが現在私が使っているPCです。普段からこのPCで作業しています。12世代corei9を搭載しているのでハイエンドな方だとは思います。
換装前のメモリはcrucialの4800MHzの8GB×2枚のものです。
メインPCを最初に組んだ時点でメモリを交換すること自体は決めていたということと、容量16GBだと私の仕様環境では頭打ちなので買い替えることにしました。

現在の設定ではエンコード時間が長すぎる(16GBでは頭打ち状態)

15分の長さでレイヤー数5の動画をエンコードするのに2時間30以上…。
流石にこれでは平日にエンコード作業ができないので早めに交換しようという流れになりました。

CPU使用率が全然上がらない

現状、AdobePremireやAviutlなどの編集ソフトを使用していますが、特にAviutlではメモリ使用率が90%で頭打ち状態…i9の恩恵を全く受けれていません。
キャッシュサイズなどの設定を見直せば多少改善されるとは思いますが、そもそも動画編集を快適にすることが目的でi9を購入したのでそれでは本末転倒だと思いました。

今回買ったのはヒートシンク(メモリに取り付けられているカバー)が光らないタイプのシンプルな物です。DDR4の時とほとんどデザインは変わっていない気がする…。
そのうち発光型の物も発売されるかもしれませんね。
DDR4と比べて切り欠きの位置が中心よりなので挿す時に向きを間違えることが多発しています(笑)


取り付けてみました。約五万円のメモリにしては派手さが少し足りない気がしますが、シンプルなデザイン自体は悪くないですね。マザーボードも真っ黒なので遠目からではメモリが全く見えなくなります。

XMPから6000MHzの設定で起動

OCメモリにはXMP設定がオンボードに記録されていることが多いのでそのままその設定を呼び出せば大体OK。メーカーがそのメモリに適したタイミングなどの設定をしてくれています。

無事6000MHzで動作成功

無事6000MHzで起動できました。このマザーの限界値ギリギリのクロックです。
アイドル時でも7GB使っているので実質使えるのは25GBくらい。メモリ換装前はアイドル時で5GB使用していたので実質10GBくらいです。
そりゃあ、容量足りなくなりますわ…。

まずはフォートナイトで検証

今回はフォートナイト、ApexLegends、FFXVベンチ、CineBenchでクロックごとの差を比較してみようと思います。

左が4800MHz。右が6000MHz

フォートナイトにはリプレイ機能があるので、ほぼ同じ条件で測定できます。
平均10FPSくらいの差ですね。CPU、GPU使用率もほとんど変わらないのでメモリだけの差が出ていると思います。

ApexLegends

Apexに関しては殆ど差がないと言っていいと思います。場所によっては定格よりもFPSが劣る場面もありました。高額投資による恩恵です。

FFXVベンチマーク

FFXVではFPSこそほとんど変わらないものの定格ではFPSががくっと下がるタイミングがありました。クロックが上がることで安定性が上がったりするのでしょうか。

Cinebench

最後にCinebench。マルチ性能とシングル性能で比較してみました。
マルチでは0.8%の性能向上!!シングルではスコアが下がりました!!!
そもそもCinebench自体メモリの影響を受けづらいらしいのですが、ここまで差がないとは思いませんでした…。この5万円でよりいいビデオカードを買った方が建設的だと思います。

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